はじめに
今回は Dynabook REGZA D714/T7LBでWindowsが起動できなくなり、ブルースクリーン(Bad System Config Info)が発生したトラブルの修理事例をご紹介します。
ご相談内容は「Windowsが起動せず、ブルースクリーンが表示される」という症状でした。
診断を行ったところ、ハードディスクのSMARTエラーや不良セクタは確認されませんでしたが、HDD温度が高くなっている状態が確認されました。
最終的には HDD交換およびWindows10再インストール、データ復旧作業を行い、正常に起動できる状態まで復旧しました。
同じ症状が出ていないか確認
Windows起動トラブルでは、以下のような症状が見られることがあります。
・Windowsが起動せずブルースクリーンが表示される
・「Bad System Config Info」と表示される
・セーフモードでも起動できない
・起動途中でエラー画面になる
・再起動を繰り返してしまう
このような場合、Windowsシステムの破損やストレージの不具合が原因の可能性があります。
お問い合わせ内容
今回のご相談内容は以下の通りです。
・Windowsが起動できない
・ブルースクリーン(Bad System Config Info)が表示される
起動トラブルの場合は ストレージ故障・Windowsシステム破損・ハードウェアトラブルなど複数の原因が考えられるため、順番に診断を行いました。
機種情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | Dynabook |
| 機種 | REGZA D714/T7LB |
| OS | Windows10 |
| 補足 | 一体型デスクトップPC |
REGZAシリーズの一体型PCは内部構造上、排熱が悪化するとストレージ温度が上昇する場合があります。
現象確認
診断時に以下の症状を確認しました。
・Windows起動時にブルースクリーン発生
・エラー内容「Bad System Config Info」
・セーフモード起動不可
・復元ポイントからの復元もエラー
Windowsの起動修復機能では復旧できない状態でした。
点検・診断結果
今回の診断では以下の確認を行いました。
ストレージ診断
ハードディスクの状態を確認したところ
・SMARTエラーなし
・不良セクタなし
という結果でした。
そのため、完全なHDD故障とは断定できない状態でした。
温度状態確認
診断時に
HDD温度が56℃
まで上昇している状態を確認しました。
一般的にHDDは
・40℃前後が通常
・50℃以上は高温状態
とされることが多く、今回の環境では 排熱が不十分な状態になっている可能性が考えられました。
排熱状態確認
内部を確認したところ
・内部にホコリの蓄積
・排熱が妨げられている可能性
が考えられる状態でした。
そのため内部清掃を実施しました。
清掃後は HDD温度が下がっている状態を確認しました。
技術的判断
今回の症状は
・ブルースクリーン(Bad System Config Info)
・セーフモード起動不可
・復元不可
という状態でした。
SMARTエラーや不良セクタは確認されませんでしたが
・HDD高温状態
・Windowsシステム破損
が確認されたため
HDD劣化やシステム破損が複合的に発生している可能性
が考えられました。
そのため
・データ救出
・ストレージ交換
・Windows再構築
という対応が必要と判断しました。
想定される原因
今回のトラブルの原因として考えられるものは以下の通りです。
1 Windowsシステム破損
Bad System Config InfoはWindowsの構成情報が破損した場合に発生することがあります。
2 HDDの劣化
SMARTエラーが出ていない場合でも、HDD内部の読み込み不安定が発生するケースがあります。
3 排熱不足による高温状態
内部ホコリなどにより排熱が悪化すると、ストレージの温度が上昇し不安定になることがあります。
対応内容
今回実施した作業は以下の通りです。
・内部清掃
・データ救出
・HDD交換
・Windows10インストール
・デバイスドライバインストール
・Windowsライセンス認証確認
・救出データの復元
作業後
・Windows正常起動
・動作安定
を確認しました。
再発防止・運用アドバイス
今回のようなトラブルを防ぐため、以下の対策をおすすめします。
・定期的なバックアップ
・内部清掃
・HDDの早めの交換
特にHDDは消耗部品のため、数年以上使用している場合は交換を検討することも重要です。
同じ症状で起きやすい別原因
ブルースクリーンが発生する場合、以下の原因も考えられます。
・メモリエラー
・Windowsアップデート不具合
・SSD/HDD故障
・ドライバ不具合
そのため、ブルースクリーンでは ハードウェアとOSの両方の診断が必要になります。
同じトラブルの原因解説
Windowsブルースクリーントラブルについては、以下の記事でも解説しています。
・Bad System Config Info の原因
・Windowsが起動しない原因
まとめ
今回の事例では Dynabook REGZA D714/T7LBでWindowsが起動できないトラブルが発生していました。
診断の結果
・Bad System Config Infoブルースクリーン
・HDD温度上昇
・Windowsシステム破損
を確認しました。
そのため
・データ救出
・HDD交換
・Windows10再インストール
を実施し、正常に起動できる状態まで復旧しました。
同じ症状でお困りの方へ
今回のように
・Windowsが起動しない
・ブルースクリーンが表示される
・セーフモードでも起動できない
といった症状は、ストレージやWindowsシステムのトラブルが原因の可能性があります。
当店ではこのような Windows起動トラブルやデータ救出、ストレージ交換修理にも対応しています。
宅配修理にも対応していますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
