はじめに
今回は Microsoft Surface 1842でWindowsが起動できなくなったトラブルの修理事例をご紹介します。
ご相談内容は「OSが起動できない」という症状でした。
診断の結果、パソコンには BitLocker(ビットロッカー)によるドライブ暗号化が有効になっており、起動時に回復キーの入力が必要な状態でした。
しかし回復キーが不明だったため、最終的には Windows10の再インストールを行うことで正常起動を確認しました。
同じ症状が出ていないか確認
OS起動トラブルでは、以下のような症状が見られることがあります。
・Windowsが起動しない
・BitLocker回復キーの入力画面が表示される
・青い画面で回復キーを求められる
・ログイン画面まで進まない
・再起動を繰り返してしまう
このような場合、BitLockerの回復キーやWindowsシステムの問題が原因の可能性があります。
お問い合わせ内容
今回のご相談内容は以下の通りです。
・Windowsが起動できない
・パソコンが通常起動しない
Surfaceシリーズではセキュリティ機能としてBitLockerが有効になっているケースも多く、まずは起動状態の確認を行いました。
機種情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | Microsoft |
| 機種 | Surface 1842 |
| OS | Windows10 |
| 補足 | Surfaceシリーズ(タブレット型PC) |
Surfaceシリーズはセキュリティ機能として BitLockerドライブ暗号化が初期状態で有効になっている場合があります。
現象確認
診断時に以下の状態を確認しました。
・Windowsが通常起動しない
・BitLocker回復キーの入力画面が表示される
・回復キーの入力が必要な状態
BitLockerはストレージを暗号化する機能であり、回復キーが必要な状態では 通常のWindows起動ができない場合があります。
点検・診断結果
今回の診断では以下の確認を行いました。
起動状態の確認
パソコンを起動すると
・BitLocker回復キー入力画面が表示
する状態でした。
BitLocker状態確認
Surfaceでは
・Windows更新
・ハードウェア変更
・セキュリティ設定変更
などの影響で、BitLocker回復キーの入力が求められる場合があります。
今回のケースでは
回復キーが不明な状態
でした。
BitLockerは暗号化機能のため、回復キーが分からない場合
通常の方法ではデータアクセスができない可能性があります。
技術的判断
今回のトラブルでは
・BitLocker回復キーが必要
・回復キーが不明
という状況でした。
BitLockerは強力な暗号化機能のため
回復キーが無い場合、データへアクセスすることが非常に困難
になるケースがあります。
そのため、今回は
Windows再インストールによるOS復旧
という方法で対応しました。
想定される原因
今回のトラブルの原因として考えられるものは以下の通りです。
1 BitLocker回復キーの入力が必要な状態
Windows更新やセキュリティ変更により、BitLocker回復キーの入力が求められる場合があります。
2 Microsoftアカウントとの紐付け問題
BitLocker回復キーはMicrosoftアカウントに保存されることが多く、アカウントが分からない場合は確認できないことがあります。
3 システム変更によるセキュリティ検知
ハードウェア状態の変化やシステム変更によって、セキュリティ保護としてBitLockerが回復キー入力を要求する場合があります。
対応内容
今回実施した作業は以下の通りです。
・Windows10の再インストール
・Surface用デバイスドライバのインストール
・起動確認
作業後
・Windows10正常起動
・デバイス正常認識
を確認しました。
再発防止・運用アドバイス
BitLockerトラブルを防ぐため、以下の対策をおすすめします。
・BitLocker回復キーを保管する
・Microsoftアカウント情報を管理する
・Windows更新後の起動状態を確認する
特にSurfaceなどの端末では BitLocker回復キーの管理が重要になります。
同じ症状で起きやすい別原因
Windowsが起動しない場合、以下の原因も考えられます。
・Windowsシステム破損
・SSD/HDDの故障
・Windowsアップデート不具合
・ブート構成エラー
そのため、OS起動トラブルでは ストレージ・OS・セキュリティ機能の確認が必要になります。
同じトラブルの原因解説
OSが起動しないトラブルについては、以下の記事でも解説しています。
・Windowsが起動しない原因
・BitLocker回復キーが求められる原因
まとめ
今回の事例では Microsoft Surface 1842でWindowsが起動できないトラブルが発生していました。
診断の結果
・BitLocker回復キー入力が必要
・回復キーが不明
という状態でした。
そのため Windows10の再インストールを実施し、正常に起動できる状態となりました。
再インストール後はドライバのインストールを行い、正常動作を確認しました。
同じ症状でお困りの方へ
今回のように
・Windowsが起動しない
・BitLocker回復キーが表示される
・ログイン画面まで進まない
といった症状は、セキュリティ機能やWindowsシステムの問題が原因の可能性があります。
当店ではこのような Windows起動トラブルやSurfaceの修理診断にも対応しています。
宅配修理にも対応していますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
